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TORORY WORKS


塗装表現(Paint Expression)

過去作の一部から、さまざまな塗装表現をピックアップし、
お好みの色表現を探す参考資料にしていただければと






★肌の塗装表現



■肌の表現はそのキャラクターを表す重要な要素です。色味(血色の度合い)やツヤ感など、そのキャラクターやご要望に合わせて表現します。







★髪の塗装表現



■髪も通常カラーのグラデーションに加え、パールを重ねキラキラした質感にしたりツヤを調整したり表現は千差万別です。光源を意識したシャドウ入れを行うことで、より立体感のある仕上がりを表現。







★メタリック系塗装表現



■シルバーやゴールドなどのメタリック系塗料を用いて金属の質感を表現。
通常のカラーにはない質感で、重厚な金属感を得られ塗装表現の幅が広がります。塗料によりデメリットとして、塗膜が少し弱い点がありますが、クリアで保護すると質感が少し落ちてしまう弱点があります。








★パール系塗装表現



■うちのギャラリー内で、キラキラした質感があればそれらはほぼパールと言っても過言ではないです。パール粉を用いた塗装表現で、通常はクリア系のカラーに混ぜて使用しますが、メタリックと違いクリアコートしても質感は落ちません。パールは隠蔽力が弱いので、下地の色に強く影響され、下地の色との組み合わせがとても重要です。

パールの質感は下地は暗い方が強く得られます。パールとメタリックは似たような効果ではありますが、メタリックは重厚な金属感、パールは鮮やかな色表現と使い分けます。パール粉の色をあえて下地と違う系統の色にして色の変化で遊ぶのもありです。
パール塗装は、粉の量や下地の色、ツヤのあるなしなど用途に応じて使い分けることで、奥深い塗装表現法になると言えます。







★キャンディ系塗装表現



■メタリック塗装の応用編。
メタリックの下地にクリアカラーを乗せることで飴色のような質感を表現します。パールの下地に行うことも多くあります。








★瞳入れ(アイペイント)



■キャラクターフィギュアの出来を大きく左右する最も重要な要素かもしれません。とにかく集中力を高めないと前に進まない、魂を吹き込む最も神経をすり減らす工程でもあります。関係ないですが、アイペイントより瞳入れという言葉のニュアンスを好みます。やっぱり瞳はペイントではなく、入れるものだと個人的に思うわけです。







★その他の表現





■エアブラシによる模様描きとパールのよる表現の一例


■電飾(LED)を用いた一例


■自作ドールアイを用いた一例


■ラメを用いた塗装の一例



■ここに紹介した作例は、極一部なのでその他はギャラリーを御覧下さいねー